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官製メディア スモッグを評価し反発招く

2013年12月12日

【新唐人2013年12月12日付ニュース】最近、中国各地でスモッグの被害が深刻です。これについて、国営メディアがスモッグの利点を取り上げたところ、市民の猛反発を呼びました。

 

「環球時報」が12月9日、「視界を悪くするスモッグは、軍事防衛には有利だ」との記事を発表すると、市民の猛反発を呼びました。

 

上海市 張さん

「まったく笑い話です。我々もそんなデマにだまされるほど愚かじゃありません。常識で判断できることです」

 

同じ日、中央テレビ局もウェブサイトで、「中国人はスモッグにより、一層団結し、平等になり、認識を深め、ユーモアや知識を増やす」と評価しました。

 

広州市 郭さん

「ウソで自分をだまし、我々を愚弄していますが、我々もそれほどバカではなく、当局の宣伝を聞きません。政権はいずれ崩壊します」

 

スモッグを評価する記事は相次いで、他の国営メディアに転載されました。

 

江蘇省 周さん

「共産党はこれまで黒を白と言ってきました。メディアも判断力がないのです。政府はスモッグの真の原因を伝えません」

 

中央テレビ局はまた、台湾も大気汚染が深刻で、世界のワースト10に入ると伝えましたが、実際のところ、台湾メディアは「中国の大気汚染の影響」により、台湾がワースト10に入る恐れがあると報道していました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/12/10/a1021393.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 

 

 

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